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2016年6月 2日

「楽しく」長生き ~生涯食事を楽しもう~

現在日本の平均寿命は年々延び続け、2014年度では 男性が80.50歳、女性が86.83歳で、女性は世界1位です。
もちろん喜ばしい事ですが、その反面高齢化社会が進んでいる為、社会保障や介護における費用増加・人材不足と様々な問題が懸念されています。
そんな中長い間健康に生きるだけでなく、「楽しく」長生きして頂きたいと思い今回立てたテーマがです。年を取ってもごはんは美味しく食べたい!

hc16_img1.jpg 食材・調理法を工夫してあげることで入れ歯や歯を失ってしまっても食事を最大限に楽しむことが出来ますよ。

6月19日は「食育の日」

普段、食べているものがどのような背景でつくられているのか考えてみましょう。
何も考えず食べ物を「もの」としてとらえて食べるのと、作ってくれた人の「想い」や作っている「環境」を知って感謝とともに食べるのでは、おいしさの感じ方も違います。
私たちは、農家の方、流通に関わる方、料理をする方など、様々な人の手によって食べることができています。

6月の「食育月間」を機会に、感謝の気持ちを込めて、「いただきます」「ごちそうさまでした」と丁寧に言ってみましょう。
食べ物に興味を持つと楽しく、おいしく、体も心も喜びます♪ hc17_img1.jpg

パンと歯のお話

パンを主食にすると虫歯のリスクが高くなります。
・生地自体に砂糖が入っている
・ご飯よりも水分が少ない(ご飯は50%、パンは30%)
・パサパサしてそのままでは飲み込みにくい
・バターやジャムを塗り、ジュースやコーヒーを飲む
・おかずは、洋食中心になる(砂糖や油脂の摂りすぎに)
・歯垢がつきやすい

hc17_img2.jpg パンや麺類はたまに食べるお楽しみにしましょう。
虫歯予防にはお米が良いです♪

「朝ごはん」はどうして 食べた方がいいの?

朝は忙しいですよね。それでも、朝食を食べることにはメリットがあります!

☆体温を上げる!
hc17_img3.jpg 朝はもっとも体温が下がっている時です。
できれば冷たいものではなく、ごはん+味噌汁など物理的に温かいもので体温をぽかぽかと高めましょう!

☆水分&栄養素&カロリー補給
寝ている間に失われている水分を補い、これから活動するまでの栄養素やカロリーを摂っておくことが必要です。寝ている間も体内は動き、エネルギーを消費しています。
あまり空腹時間が長くなると、少ないエネルギーで活動できるように、代謝をセーブする省エネモードになってしまいます。

6月4日「虫歯予防の日」

hc17_img4.jpg虫歯予防には甘い物を控えるだけでなく、「よく噛むこと」も大切です。
「唾液」をしっかり出す食生活は、虫歯予防や免疫力アップにつながります!

食材を食べやすい形に変身させよう!

お肉

タンパク質が豊富で筋肉を作ることで体力アップ!
*よく叩き筋繊維を切る
加熱により硬くなるのは筋繊維が縮む為なので包丁の裏などで良く叩いてから加熱しましょう。

*つなぎを入れる
hc16_img2.jpg 加熱や切り方だけでは難しい場合みじん切りや挽肉を入れ混ぜることで口当たりが良くなり非常に食べやすくなりますよ。
 ◎おすすめのつなぎ食材:おろし玉ねぎ・ジャガイモのマッシュ・豆腐や高野豆腐

お魚

EPAやDHAは魚にしか含まれていない大切な栄養素!
*「旬」の魚を選ぼう
魚は肉と違い季節に大きく左右される食材の一つです。
その時期に合った旬の物を選ぶことで脂質の豊富で柔らかい状態で食べることが出来ますよ。
*水分の蒸発を防ごう
hc16_img3.jpg 加熱すると水分が蒸発してしまいパサパサになってしまいますが、あんやタレをかけると水分を補ってくれます。
また野菜と一緒に蒸してあげることで野菜の水分が行き渡り食べ易くなります。

その他の食材

野菜:根菜は乱切り、茎菜は斜め切りなど繊維に垂直に切ると加熱した時柔らかくなります。
ご飯:柔らかく炊きたいが自分の分だけにしたい時は耐熱の器にその分を入れ一緒に炊きましょう。

歯とトクホ

歯磨きやフロスなど毎日のセルフケアにクリニックでの定期的なクリーニングといった「予防歯科」。
生活の1部になってきた!という方も多いのではないでしょうか。

そんな頃に気になり始めるのが、「歯に良い商品」。
最近ではオーラルケアグッツが充実しているお店も多く見かけますよね。

hc15_img1.jpg コンビニなどで販売されているトクホ(特定保健用食品)マークがついたガムやタブレット。
これらも歯に良い商品として売られています。

※トクホマークは消費者庁長官の許可を受けた、保健の効果を表示することのできる食品につけられます。

Q.それらの商品、一体何が歯にいいの?何で歯にいいの?
A.歯の健康に役立つこんな成分が使用されているからです
■虫歯発生リスク低下に関与する成分
 糖アルコール(マルチトール、キシリトール、エリスリトール、還元パラチノース、茶ポリフェノール)

■歯の再石灰化増強や脱灰抑制に関与する成分
 キシリトール、リン酸水素カルシウム、フクロノリ抽出物フノラン、Pos-Ca(リン酸オリゴカルシ ウム)、CPP-ACP(カゼインホスホペプチドー非結晶リン酸カルシウム複合体)  

キシリトール

例えば、耳にする機会の多いキシリトール。
野菜などにも含まれる天然素材の甘味料です。

効果はというと、
■酸をつくらない ■虫歯の原因菌の餌にならない ■再石灰化を助ける など。
また、ガムの場合よく噛むという動作自体でも唾液分泌を促進するので、歯の再石灰化を助ける、プラークをつきにくくしてブラシで落としやすくするなどの効果もあります。

商品を手に取ったら、ぜひ成分表示を見てみてくださいね!
そして忘れてはいけないのは、これらはあくまでも補助食品。
過信せず必要に応じて上手に利用することが大切です。
食べすぎは良くない?どんなとき食べたらいいの?など、気になることはぜひ当院の管理栄養士におたずねくださいね!

インフルエンザ流行シーズン到来!

2016年に入り、今冬もインフルエンザが流行シーズン入りしました。
インフルエンザは、高熱や関節の痛みなどを伴い、人によっては肺炎や脳症を併発し重症化することもあります。
咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたインフルエンザウイルスが、鼻腔や気管など気道に吸入されることによって感染します。また、ウイルスが付いた場所に触れた手で鼻や口を触ったり、ものを食べたりすることも感染のきっかけになります。
ウイルスを体内に侵入させないこと、周囲にうつさないようにすることが重要です。

免疫力アップは日常生活から

インフルエンザは免疫力が弱っていると感染・重症化しやすくなります。
免疫力を保つため、ふだんから、
☆十分な睡眠をとり疲れをためないようする
☆栄養バランスのよい食事をとる
☆体を冷やさない

などを心掛けましょう。
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歯磨きでインフルエンザ予防

口の中をきれいに保つこともインフルエンザの予防に有効です。

ある介護保険施設で行われた研究では、歯科衛生士が週1回、丁寧な歯磨きや舌磨きの指導を行ったところ「インフルエンザの発症率が10の1に減った」という結果が出ています。
歯磨きを怠り口の中で細菌が増えると、細菌が出す物質で口の中の粘膜が破壊され、そこからウイルスが侵入しやすくなる(=感染しやすくなる)と考えられています。

毎日の口のケアは、むし歯や歯周病を予防すると同時に、インフルエンザの予防のためにも大切です。

インフルエンザが重症化しやすい人
★高齢者
★幼児
★妊娠中の女性
★喘息のある人
★慢性呼吸器疾患(COPD)のある人
★慢性心疾患のある人
★糖尿病など代謝性疾患のある人
など

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